カトリック北仙台教会

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カトリック北仙台教会の催し物や信徒の皆様へのお知らせです。

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ラウダ―ト・シ特別年(2020年5月24日-2021年5月24日)

2020年6月1日

●「ラウダ―ト・シ特別年」が開始

: 教皇フランシスコ、5月24日「アレルヤの祈り」でのことばと、「ラウダ―ト・シ特別年」の宣言

✞ 親愛なる兄弟姉妹の皆さん、

今日は、回勅『ラウダ―ト・シ』の発布五周年にもあたります。この回勅は、地球と貧しい人々の叫びにさらに注意を傾けるよう求めるものです。教皇庁人間開発のための部署の尽力のおかげで、これまで記念してきた「ラウダ―ト・シ週間」に引き続き、「ラウダ―ト・シ特別年」が開始されます。今日、5月24日から来年の5月24日までのこの一年間は、この回勅について考える特別な年となります。わたしたちがともに暮らす家である地球と、もっとも弱い立場にある兄弟姉妹を大切にするために力を合わせるよう、わたしはすべての善意の人に呼びかけます。この特別年のための祈りは、インターネットでご覧になれます。その祈りを唱えたらよいと思います。

✤ 祈り

いつくしみ深い神、
天地万物の造り主よ、
わたしたちの思いを解き放ち、心に触れてください。
あなたのたまものである被造物の一員でいられますように。

この過酷な日々の中で苦しんでいる人、
とくにもっとも貧しい人と弱い立場にある人に寄り添ってください。
感染症の世界的流行に立ち向かう中で、
創造的な連帯を示すことができるよう支えてください。
共通善を探し求めるために、
変化を受け入れる勇気をお与えください。
皆が互いに結ばれ、支え合っていることを
今ほど感じられるときはありません。

地球と貧しい人々の叫びに耳を傾け、
応えられるようにしてください。
今のこの苦しみが、
兄弟愛にあふれ、持続可能な世界を築くための産みの苦しみとなりますように。

扶助者聖マリアの優しいまなざしのもと、
わたしたちの主キリストによって祈ります。
アーメン。

(「アレルヤの祈り」後のことばからの抜粋)

*      *      *      *

✞ 親愛なる兄弟姉妹の皆さん、こんにちは。

イタリアと他の国々では今日、主の昇天が祝われます。福音朗読(マタイ28・16-20参照)には、ガリラヤに集まり、「イエスが指示しておかれた山に登った」(16節)使徒たちのことが記されています。復活した主と弟子たちが最後に集ったのは、山の上でした。「山」には、重要な象徴的な意味があります。イエスは山上で真福八端の教えを告げ(マタイ5・1-12参照)、山の上で祈り、山上で群衆を受け入れ、病者をいやしました(マタイ15・29参照)。しかし山の上で今回は、師なるイエスが行い、教え、いやされたのではなく、復活した主が弟子たちに、行動し、教えを告げ知らせるよう求め、ご自分が行ってきたことを続けるよう命じておられます。

復活した主は、すべての民への宣教を弟子たちに託します。「だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい」(19-20節)。使徒たちに託された使命とは、伝えること、洗礼を授けること、教えること、そしてイエスによって示された道、すなわち生きている福音をたどることです。この救いのメッセージは、何よりもまず、あかしを――あかさなければ伝えられません――求めます。現代の弟子であるわたしたちも信仰のもとにあかしするよう求められています。わたしたちはそのような重大な責務を前にすると、自分の弱さを痛感し、自分には無理だと思ってしまいます。使徒たちもきっとそうだったことでしょう。それでも、くじけないでください。天に昇る前にイエスが弟子たちに言われたことばを思い起しましょう。「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいる」(20節)。

この約束は、イエスがわたしたちの間に、つねにいやしを与えながら現存してくださることを保証しています。それでは、その現存はどのように実現するのでしょうか。あらゆる人の同伴者として歴史を旅するよう教会を導くイエスの霊を通して実現します。キリストと御父から遣わされたこの霊の働きは、罪をゆるすことと、悔い改めて心を開き、主のたまものを信頼するすべての人を聖なるものとすることです。イエスは、世の終わりまでわたしたちとともにいると約束することにより、復活した主としてこの世に現存され始めます。イエスはこの世におられますが、別のしかたでおられます。それは、復活した主としての現存、つまり、みことばと秘跡と聖霊の絶え間ない内的な働きとして表される現存です。主は天に昇られ、御父の右の座に栄光のうちについておられますが、今もつねにわたしたちとともにおられるということを、主の昇天の祭日はわたしたちに伝えています。イエスは聖霊の力をもってわたしたちの中におられます。それこそが、わたしたちの力、わたしたちの忍耐力、わたしたちの喜びの源なのです。

復活した主をこの世界であかしするための優しさと勇気を教えてくださるおとめマリアが、母としてわたしたちを守り、わたしたちの旅に寄り添ってくださいますように。

 

(https://www.cbcj.catholic.jp/2020/05/29/20797/)

カトリック聖ドミニコ北仙台教会 LINE QRCODE

2020年5月30日

カトリック聖ドミニコ北仙台教会 LINEの QRCODEです。

カトリック聖ドミニコ北仙台教会の信者のみ、

友だち追加することができます。

承認するまでお待ちください。

仙台教区,新型コロナウイルス感染症に伴う6 月7 日以降の対応

2020年5月21日

<新型コロナウイルス感染症に伴う6 月7 日以降の対応>

2020 年5 月20 日

仙台教区の皆さま

仙台教区の4 県は5 月14 日に非常事態宣言が解除となりました。この間、国中で個人も企業も諸団体もそ
して教会でも様々なことを自粛し、見合った成果が表れていると言えます。しかしながら、完全な終息を迎えるまでには、まだまだ長い道のりです。教会で信徒と共にミサを捧げるひとつの目安として、公立の学校が再開し、その結果、充分な期間においてウイルスの感染が発生しないことが挙げられると考えます。(もちろんそれだけではありませんし、学校の生徒を実験材料にしているつもりもないこともご理解下さい。) 基本的には6 月7 日以降もこれまでの対応を延長することと致しましたので、具体的な対策をお願いいたします。

1. 6 月7 日(日)から7 月4 日(土)まで、すべてのミサ(集会祭儀)、集会、講座など、不特定多数の人々が集まる集会を行わないこととします。主日のミサの義務は免除されます。各自で、その日の朗読箇所などを読み、祈るようにして下さい。
小教区(司祭)によっては、「少数なので、皆で聖書を読み、聖歌を歌ってから、聖体拝領をしました」との残念な報告も受けています。信徒の皆さまの信仰を支えるのは、今はミサ(長い時間の拘束、感染のリスク大)ではなく、祈りと聖体拝領(最小限の感染リスク)であることは明らかです。

2. 主日ミサの聖体拝領を望む方のために、司祭が小教区において聖体の授与をすることも、継続します。ただし、次のことに一層注意をしてください。

※ 聖体拝領の始まる時刻は、もともとのミサの開始時刻である小教区が多いのですが、出来るだけ時間差を作り、一度に集まらない状況を小教区ごとに工夫して下さい。
※ 聖堂及び教会内の部屋を使用する際には、マスクをすることはもとより、指消毒を徹底し、換気を充分に行い、聖堂内には長く留まらないこと。互いの間隔を大きくとり、できる限り短時間で終了するように心がけてください。聖体拝領が終わり次第、速やかに帰路に着くようにお願いします。(密集・密接・密閉)の状況を作らないこと。

3. 結婚式や葬儀などは、担当司祭、関係者と充分な感染防止対策を相談の上、行うようにして下さい。

4. ミサ以外の諸行事に関しては、規模が小さい集まりを除いて、できる限り延期または中止するようにご配慮ください。

5. この通知を、6 月5 日(金)までに信徒の皆さまに様々な対応を工夫して周知して下さるようお願い致します。特に外国籍信徒にも可能な限りお知らせ下さい。英語版・ベトナム語版を仙台教区のホームページに掲載しています。

今回の決定は、5 月14 日開催の仙台教区司祭会で話し合った上で決議し、仙台教区顧問会で了承を得て居ります。

※7 月以降のことは状況を見たうえで、6 月中旬には判断し、あらためて通知したいと考えて居ります。

カトリック仙台教区 事務局長 小松史朗

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