年間第6主日の朗読箇所は、第１朗読が『創世記』（3:16-19)、第2朗読が『コリントの信徒への手紙一』（10:31-11:1)、福音朗読が『マルコによる福音書』(1:40-45)です。重い皮膚病を患い、律法（レビ記13:45,46参照）により独りで宿営の外に住まなければならなかった人が、イエスの前にひざまずきます。「主よ、わたしがこの病で苦しむことは、神の御心でしょうか」この問いかけは、新型コロナウィルス感染症に苦しむ、わたしたちの問いかけでもあります。この真剣な問いに、果たしてイエスは、何と答えてくださるのでしょう。聖書のことばは、神のみことばです。深い祈りのうちに、神の声を聴きましょう。わたしたちの主は生きておられます。ともに集い、祈ることができなくても、心を合わせ、父なる神へ祈りを捧げ続けましょう。