カトリック北仙台教会

お知らせ

カトリック北仙台教会の催し物や信徒の皆様へのお知らせです。

聖木曜日・主の晩餐の夕べのミサ

いつ:
2023年4月6日 @ 7:00 PM – 8:00 PM
2023-04-06T19:00:00+09:00
2023-04-06T20:00:00+09:00

1. 教会の古来の伝統に従い、きょうは、会衆が参加しないミサを行うことは禁じられている。夕方の適当な時刻に、主の晩さんのミサが行われ、その共同体の全員が、これに参加する。すべての司祭と教役者は、皆、それぞれの役務を果たして参加する。
聖香油のミサ、あるいは信者の必要に応じて すでにミサを行った司祭も、この夕べのミサで共同司式をすることができる。
司牧的な必要があれば教区長は、もう一回の夕べのミサを許可することができる。どうしても参加できない人のために、必要であれば朝行う許可を与えることもできる。しかしこのミサが、主要な夕べのミサより重んじられることのないよう注意する。
聖体は ミサの中だけで授けられる。病者には一日中、いつでも授けに行くことができる。
2. 聖ひつを完全に空にする。当日と翌日に信者と教役者が拝領するために十分な数のパンを、このミサ中に聖別しなければならない。
3.【入祭唱】 (ガラテヤ6・14参照)主イエス・キリストの十字架のほかに、わたしたちには誇るものがない。キリストのうちにわたしたちのいのちと復活があり、キリストによってわたしたちは救われた。
4. 栄光の賛歌を歌う間、教会の鐘を鳴らすことができる。その後、復活徹夜祭まで教会の鐘は一切鳴らさない。
栄光の賛歌(グロリア)
5.【集会祈願】 いつくしみ深い父よ、あなたのひとり子は死に向かわれる夜、食事をともにして、新しいいけにえ、愛のうたげを教会におゆだねになりました。この晩餐の偉大な神秘にあずかるわたしたちが、キリストの愛を受け、生きる喜びに満たされますように。主キリストは、聖霊による一致のうちに、あなたとともに神であり、生きて、治めておられます、世々とこしえに。アーメン。
【第一朗読】 出エジプト記12・1-8、11-14 〈過越の食事についての規定〉
【第二朗読】 一コリント11・23-26 〈あなたがたは食べ、飲むごとに主の死を告げ知らせるのである。〉
【福音朗読】 ヨハネ13・1-15 〈新しい掟をあなたがたに与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように。〉
6. 福音の後、感謝の祭儀と司祭職の制定をはじめ、兄弟愛についての説教を行う。
【洗足式】(任意)(信仰宣言は唱えない)
7. 説教の後、司牧上すすめられる場合 洗足式を行う。
8. 奉仕者は、選ばれた何人かの男の人を、用意した座席へ案内する。それから司祭は(必要ならば祭服を脱いで)一人ひとりの前に行き、奉仕者の助けを借りて足に水を注ぎ、足をふく。
9. その間、次の交唱、または聖書朗読の内容に合った、愛、けんそん、奉仕をあらわす聖歌を歌う。
10. 洗足式が終わると(洗足式がない場合は、説教のあと)、ただちに共同祈願を行う。
信仰宣言は唱えない。
11. 感謝の典礼の初めに信者が(供えものといっしょに)貧しい人を助けるために集めたものを行列して運ぶことができる。その間、賛歌「ウビ・カリタス」(愛といつくしみのあるところ)または他の適当な聖歌を歌う。
12.【奉納祈願】 全能の神よ、教会が、キリストの死と復活の記念を行うとき、救いの力がわたしたちのうちに働きます。この神秘に、いつもふさわしい心であずかることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
13.【叙唱】 キリストの聖体
 聖なる父よ、主の晩餐を祝うわたしたちは、あなたの限りないいつくしみをたたえ、感謝の祈りをささげます。
 永遠の祭司キリストは、ご自分を救いのいけにえとしてあなたにささげ、唯一永遠の奉献を全うされました。キリストのことばに従ってわたしたちはその記念を行い、いのちのパンと救いの杯を受けて、主が来られるまでその死を告げ知らせます。
 神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。
14.【拝領唱】(一コリント11・24、25参照)これは、あなたがたのために渡されるわたしのからだ。この杯は、わたしの血による新しい契約。このパンを食べ、この杯を飲むたびに、わたしを記念しなさい。
15. 聖体拝領が終わると、次の日(聖金曜日)のための聖体を入れた容器を祭壇上に安置し、拝領祈願でミサを終わる。
16.【拝領祈願】 全能の神よ、ひとり子の聖なる食卓で力づけられたわたしたちを、永遠のうたげで喜ばせてください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
【聖体安置式】
17. 祈願の後、司祭は祭壇の前に立ったまま香炉に香を入れてからひざまずき、三度聖体に献香する。
ついで肩掛けを着用し、手に取った聖体容器を覆う。
18. 教会堂内を通って、当日のために ふさわしく飾られた小聖堂の安置所まで行列を組んで聖体を運ぶ。
その際、十字架奉侍者が先頭に立ち、また、ろうそくと香も携える。行列中、一同は適当な聖体賛歌を歌う。
19. 行列が安置所に着いた時、司式者は聖体容器を置き、香炉に香を入れてからひざまずき、聖体に献香する。その後、安置所の聖ひつのとびらを閉める。
20. 沈黙のうちに暫時礼拝した後、司式者と奉仕者は頭を深く下げて表敬し、祭器室にもどる。
21. 次いで祭壇の上のすべてのものを取り除き、裸の状態にする。
22. 夕べのミサに参加した人は、「晩の祈り」を唱えない。
23. その地方の状況によっては、安置された聖体の前で、夜の適当な時間、礼拝を続けるよう信者にすすめる。真夜中を過ぎてからは、いっさいの盛儀をつつしむ。

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