いつも通り、9:00から公開ミサとなります。第1朗読は『創世記』(創世記 22:1,2,9a,10-13,15-18)、第2朗読は『使徒パウロのローマの教会への手紙』(ローマの信徒への手紙 8:31b-34)、福音朗読は『マルコによる福音』(マルコによる福音書 9:2-10)が朗読されます。第1朗読で、愛する独り子「イサクをささげよ」という神の命令にただ従おうとするアブラハムに、「あなたが神を畏れる者であることが、今、分かった」と神は語られます。福音では「これはわたしの愛する子。これに聞け」と神は語られます。祈りと断食、様々な償いの業を通して、神との関係を再び結び直そうとする四旬節に、わたしたちは神に聞き従っているかどうかを、今日のミサを通して考えてみたいものです。神に従った多くの聖人たち、預言者、苦しみを通して主に結ばれているわたしたち。十字架の死に至るまで神に従ったイエスの姿を思い起こし、深く思い巡らしましょう。