カトリック北仙台教会の催し物や信徒の皆様へのお知らせです。
この日のミサでは、『不正な管理人』のたとえが朗読されます。「あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」(ルカ16:13)そうイエスは語られます。神に従う私たちはどのように生きるべきか、この日の福音から学びましょう。
この日の福音は、『金持ちとラザロ』です。陰府(よみ)でさいなまれる金持ちと宴席にいるラザロ、生前の彼らの姿は現代の格差社会を生きる勝者と敗者を思い起こさせます。イエスを復活させたわたしたちの神は、まことに存在しておられます。そして今もわたしたちの姿を見ておられます。イエスに従うわたしたち、この日の福音を通して自分の姿を深く反省したいものです。
死者の月である11月最初の日曜日は、全ての死者のためにミサを捧げます。この1年間に亡くなられた方々を中心に、北仙台教会はもちろん、ドミニコ会の司祭、修道者、その他すべての帰天された方々のために祈りましょう。ミサの後は、共同体委員会です。委員の皆さま、どうぞお集まりください。
日本の通過儀礼である七五三。女の子は2回、男の子は1回晴れ着を着て神社にお参りします。この習慣に合わせて、「子どもの祝福のミサ」を捧げましょう。すべての子どもたちが元気に成長しますように。服装等特にこだわることはありません。
謝礼等も必要ありません。どうぞ御遠慮なく御参加ください。ともに次代を担う大切な若者たちの成長を願いましょう。
この日の福音は、ルカによる福音書から「終末の徴」が朗読されます。世の終わり、終末には何が起こるのか。誰しも不安になることでしょう。第一朗読「マラキの預言」も裁きの日である「主の日」の到来を告げています。ミサの中では朗読されませんが、聖書を良く読んでみてください。旧約聖書最後の書である「マラキ書」は、次のように結ばれています。『見よ、わたしは大いなる恐るべき主の日が来る前に預言者エリヤをあなたたちに遣わす。彼は父の心を子に、子の心を父に向けさせる。わたしが来て、破滅をもってこの地を撃つことがないように。』(マラキ 3:23,24)父なる神の思いはどこにあるのか、この日のミサを通して、深く考えてみましょう。
年間最後の主日は、王であるキリストの祭日です。「ユダヤ人の王」として処刑されたイエス、その無残な十字架刑の姿が福音の中で朗読されます。絶望の先にある希望、暗闇の先にある光、わたしたちには納得できない苦しみの先に、永遠の命があります。人の思いをはるかに超えた父なる神の思い(イザヤ 55:8,9)を信じて生きたイエス。わたしたちが歩むべき道を御自分の生涯を通して示されたイエス・キリスト。その生涯を深く思い起こしながら、新しい年を準備しましょう。来週から教会の暦は新年を迎えます。待降節は12月1日(日)からです。
待降節第1主日。教会の暦は今日から新しい年に改まります。イエス・キリストの降誕祭(クリスマス)を準備するとともに、イエスの再臨へと心を向ける待降節。愛と喜びを持ってクリスマスを準備いたしましょう。
待降節第4主日のミサを捧げます。ミサは9:00からです。どうぞお集まりください。