カトリック北仙台教会の催し物や信徒の皆様へのお知らせです。
主の昇天の祭日は、復活したイエスが40日間にわたって使徒たちに現れた後、天に上げられたという使徒言行録1・1・11の記述に基づいて、復活の主日から40日目の木曜日に祝われます。このような祝い方は5世紀ごろから定着したもので、それ以前は、たとえば4世紀末のエルサレムでは聖霊降臨の出来事と合わせて復活の主日から50日目に祝われていました。
なお、主の昇天の祭日が守るべき祭日でない場合は、復活節第7主日に移して祝うことができます(「典礼暦年と典礼暦に関する一般原則」7ロ参照)。日本の教会もこの規定に従っています。この場合、本来は復活節第7主日に割り当てられている朗読箇所が読まれないことになります。そのため、上記の復活節第6主日の箇所に示したように、司牧者の判断により、復活節第7主日の第2朗読と福音朗読を復活節第6主日のミサで朗読することができます。この日の典礼色は白を用います。
[C年]
第1朗読 A年と同じ
第2朗読 A年と同じ
または
ヘブライ9・24-28,10・19-23 キリストは天そのものに入られた
福音朗読 ルカ24・46-53 イエスは、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた