✠ 宣教地召命促進の日・献金(12月の第1日曜日)
キリストを知らない人に救いの福音を伝えることは、キリスト者一人ひとりに課せられた使命であり、神からの呼びかけにこたえること(召命)です。それゆえ、宣教地である日本において、すべての信徒がその使命を果たせるよう、また宣教に従事する司祭・修道者がよりいっそう増えるよう祈ることは、とても大切なことです。
この日、わたしたちは、世界中の宣教地における召命促進のために祈り、犠牲をささげます。当日の献金はローマ教皇庁に集められ、全世界の宣教地の司祭養成のための援助金としておくられます。
【第1朗読】イザヤ書 11章1~10節 〈彼は弱い人のために正当な裁きを行う〉
【第2朗読】ローマの信徒への手紙 15章4~9節 〈キリストはすべての人を救われる〉
【福音朗読】マタイによる福音書 3章1~12節 〈悔い改めよ。天の国は近づいた〉
❏ 入祭唱(イザヤ30・19、30参照)
シオンに住む人よ、
主は民を救いに来られる。
栄光に満ちた主の声を聞く時、
あなたがたの心は喜びにあふれる。
❏ 集会祈願
恵み豊かな神よ、御子を迎えに急ぐわたしたちが、あなたの力に強められて罪の妨げに打ち勝ち、キリストに結ばれることができますように。主キリストは、聖霊による一致のうちに、あなたとともに神であり、生きて、治めておられます、世々とこしえに。アーメン。
❏ 奉納祈願
あわれみ深い父よ、この供えものをささげて祈ります。何も誇るもののないわたしたちを支え、力づけてください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
❏ 叙唱
聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め(です)。
キリストは人間のみじめさを帯びてこの世に来られたとき、
父の定められた愛の計画を実現し、
わたしたちに永遠の救いの道をお開きになりました。
栄光を帯びてふたたび来られるとき、
いまわたしたちが信頼してひたすら待ち望んでいることは、すべてかなえられます。
神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。
❏ 拝領唱(バルク5・5、4・36)
エルサレムよ、立ち上がれ、
神から来る喜びを見よ。
❏ 拝領祈願
いのちの源である神よ、恵みのパンに養われて祈ります。秘跡に強められたわたしたちが、過ぎ行くものを正しく理解し、あなたの変わらぬいつくしみをたたえることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。