カトリック北仙台教会

お知らせ

カトリック北仙台教会の催し物や信徒の皆様へのお知らせです。

受難の主日(公開ミサ中止)

いつ:
2021年3月28日 全日
2021-03-28T00:00:00+09:00
2021-03-29T00:00:00+09:00

聖週間の始まりを告げる受難の主日には、第一朗読で『イザヤ書』(50:4~7)、第二朗読で『フィリピの信徒への手紙』(2:6~11)、福音朗読で『マルコによる福音書』(15:1~39)が朗読されます。「神の子イエス・キリストの福音の初め。」(マルコ1:1)として始められたマルコによる福音書、その終わり近く、イエスの死去の場面で、「本当に、この人は神の子だった」と百人隊長がイエスを称えます。「死に至るまで、それも十字架の死に至るまで」(フィリピ2:8)従順だったイエスの姿を、深く思いめぐらしましょう。わたしたちは、日々の生活の中で生じる困難や苦しみを受け入れているでしょうか。あるいは避けようとしているでしょうか。つい自分の思い通りにならないことで不平不満を漏らしてはいないでしょうか。真剣に生きようとしているから、本気で生きているから、ほかの人から見れば「何だそんなことで」「その程度のこと」と思われることも、自分にとっては大きな問題となっているかもしれません。でも、十字架のイエスに向かい、目に見えない神の思いと向き合うとき、もっと大切なことに気付かされることになるでしょう。「楽をすれば損をします」これは、あるドミニコ会士の言葉です。今日は、キリストの受難を思い起こしながら、苦しみの意味を深く思いめぐらしましょう。鏡に自分の姿が映し出されるように、キリストの十字架の上に、わたしたちの心をしっかりと映し出してみましょう。

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